2008-06-21 藤崎慎吾『クリスタルサイレンス(上)』 小説 感想 クリスタルサイレンス〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)作者: 藤崎慎吾出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/11/01メディア: 文庫 クリック: 18回この商品を含むブログ (33件) を見るこれは面白いよね?「これは『星を継ぐもの』と違うんだから期待しすぎるな。期待値を上げすぎたら絶対期待外れに終わってしまうから。」と念じながら読んだけど、これは面白いだろう。あーもう冷静に判断できない。だって「火星のテラフォーミング」とか「謎の地球外生物の死体発見」とか言われたら燃えるだろ。冷静になれない。と言う事でこの本は面白いに違いない。 話は変わって、このケレン・スーとか言う男どう考えても胡散臭いだろう。特に回想での主人公サヤとの出会いのシーンがキモすぎる*1。こんな男に引っかかってるんじゃねーよ。どうせこんな男なんか裏で何してるか分からん悪役に決まってるって*2。 *1:どれくらいキモいかと言うと『サイキック青年団』でよく言及される某の「やっと会えたね」並にキモい。 *2:読み込んでいったらどうやらそんな感じでもないような雰囲気だが…。