くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

安彦良和『機動戦士ガンダム THE ORIGIN(23) めぐりあい宇宙編』

最終巻。ジオリジンはシャアの物語と思うんだけど、やっぱりアニメ準拠でいくとラストが決まらないんだよ、シャアに関しては。アムロに白兵戦を挑んで額に傷つけられて負けるし。シャアは士官学校卒で、アムロは機械オタ引きこもりなのに。おまけにロリコン&マザコン台詞の極みである「ララァは、わたしの母になるべき女(ひと)だったのだ!」までア・バオア・クーで言っちゃってるし。たしかアニメでは逆シャアの台詞だったはず。と、シャアに文句ばかり言ってるけど、ラストには感動。TVアニメ版を見たときもそうだったけど「こんなに嬉しいことはない!!」のところは感動的で涙うかべてしまう。安彦良和先生、10年間ありがとうございました。そして、おつかれさまでした。