- 作者: 井上荒野
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2009/07
- メディア: 単行本
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あらすじ
何かが過剰で、何かが足りないこの世の中今日も出くわす“ばかげた”事象を宇陀川静子・七十五歳は見過ごさない―チャーミングで痛快!直木賞作家の最新長篇小説。 (アマゾンより)
静子さんというおばあさんの日日を掌編サイズで積み重ねた構成になっているので小気味よく読めて素晴らしい。題に「日常」とあるように日常系の4コマを読んでいるような感覚。ただし主人公がが女子高生じゃなくって75歳のおばあさんだけどw。大きな事件は起こらないが日日の小さな出来事に対して、信念を持って対していく静子さんは、まさに「凛とした」という言葉がぴったりだ。
★★★★☆