くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

有川浩『シアター!2』

シアター!〈2〉 (メディアワークス文庫)

シアター!〈2〉 (メディアワークス文庫)

あらすじ
「2年間で、劇団の収益から300万を返せ。できない場合は劇団を潰せ」―鉄血宰相・春川司が出した厳しい条件に向け、新メンバーで走り出した『シアターフラッグ』。社会的には駄目な人間の集まりだが、協力することで辛うじて乗り切る日々が続いていた。しかし、借金返済のため団結しかけていたメンバーにまさかの亀裂が!それぞれの悩みを発端として数々の問題が勃発。旧メンバーとの確執も加わり、新たな危機に直面する。そんな中、主宰・春川巧にも問題が…。どうなる『シアターフラッグ』!?書き下ろし。 (アマゾンより)

1巻よりそれぞれの人物のキャラが立っていて、さらに楽しくなって帰ってきた。それにしても途中の文学性を語る文学性厨が本当にウザい。有川さんは自身をライトノベル作家と標榜してるだけあって、エンタメ性に重きを置いたリーダビリティの高い作品を書き続けており、シアターフラッグと重なって見えた。あと前半部の某シーンは、炎上マーケティングかと思った。人気声優が居るんだから炎上マーケティングが絶対成功すると思ったんだけど。
★★★★☆