- 作者: 誉田哲也
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/07
- メディア: 単行本
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して『武士道』の話。1巻は文庫で読んで待ちきれずに、2巻は図書館で借りてきました。やっぱり1巻と同じではじめもやもやする人物が出てくる展開なんだけど、ラスト50頁で全てが爽やかに変わって、やっぱり何て清々しいんだと1巻と同様に感心した。今回は早苗篇の今までの剣道と新しい高校での剣道との違いでの葛藤が特に読みどころ。1巻の感想でも少し書いたけど、剣道って道を説くのか競技なのか中途半端な印象だったんだけど、道派と競技派の両極の意見がぶつかり合う展開で大変興味深く読んだ。
★★★★☆