2008-06-27 藤崎慎吾『クリスタルサイレンス(下)』 小説 感想 クリスタルサイレンス〈下〉 (ハヤカワ文庫JA)作者: 藤崎慎吾出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/11/01メディア: 文庫 クリック: 12回この商品を含むブログ (28件) を見るハヤカワ文庫版の巻末解説によると火星極冠で発見された謎の生物の死体は、2ちゃん風に言えば「釣り」らしいです。それじゃあ俺は見事に釣られたわけだ。『星を継ぐもの』の二番煎じを期待して手に取ったんだから。して蓋を開けたら、何この電脳未来像。。。すごく、良いです。解説の人も行ってる様に俺もイーガン連想した。『クリスタルサイレンス』の未来に『ディアスポラ』が繋がってるような妄想が広がった。 どっかに書いてたようにラブストーリーとして見ても、ラストとか凄く良いんだけど、やっぱり上巻の出会いのシーンのアレがどうしても受け付けない。あれはどういう意図で書いたのかね? 最後にソノラマ文庫版の巻末解説について。『宇宙塵』の代表って、SF初心者の俺からしたらどんだけ偉いか知らんけど、何でこんなに上から目線なの? 評価:★★★★☆