あらすじ
円居挽さんと一緒に学ぶ「ミステリ塾」開講!かつて自分のセンスを信じるのをやめたことで、デビューを果たしたミステリ作家・円居挽。京都大学推理小説研究会で叩きこまれた独自のミステリ観は、円居さんの創作の指針であるとともに束縛する枷でもありました。このたび、自身は持っていない新たな武器としての「ミステリのおもしろさ」を探し求める円居さんのために集合したのは、青崎有吾、斜線堂有紀、日向夏、相沢沙呼、麻耶雄嵩、当代きっての人気作家たち。彼らの心を震わせてきた多数の本との出逢いから、実際的なミステリ創作のメソッドや苦労やお悩みまでを縦横無尽に語り合い、見えてくるのは作家それぞれの「ミステリ道」!さあ、この”円居塾“に入塾して、あなたも己がミステリ道を極めましょう!
円居先生がミステリ作家と対談して創作姿勢を探っていく、という配信番組の書籍化。子供の頃に読んでいた本から、現在の創作の仕方まで、非常に興味深い話が聞けた。でもみんな特殊すぎて!?やっぱり天才たちは違う(とくに斜線堂先生)。そしてトリの麻耶雄嵩先生との師弟味のある関係性から聞ける裏話が嬉しかった。