くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

森川智喜『キャットフード』

あらすじ
極上のキャットフードを作りたい―化けネコ・プルートは人肉ミンチの生産に乗り出した。コテージに見せかけた人間カンヅメ工場に誘き寄せられた四人の若者。が、その中に人間に化けた黒ネコ・ウィリーが混ざっていた。化けネコどうしの殺傷はご法度。一体どいつがネコなんだ!?食われたくないなら、頭を絞れ!

亮人::どぅおもー!漫才風読書感想でーす!
使い魔・ゲンキ君::今回は森川智喜『キャットフード』だガル!
亮人::森川先生といえば京大の推理小説研究会出身や!すごい方や!
ゲンキ君::その森川先生のデビュー作で、三途川理という鬼畜な探偵が出てくるシリーズ作品でもあるガル!
亮人::特殊な設定のミステリが多い作家さんよな。
ゲンキ君::今作も、最高の猫缶を作るため、化け猫プルートが人肉缶詰工場を作る話ガル。
亮人::メチャクチャな設定や。
ゲンキ君::その工場のカモフラージュである孤島コテージに高校生4人が招かれるガル。4人を人肉缶詰キャットフードにしようと!?しかしその4人の中にも化け猫が。化け猫ウィリーが。猫の世界のルールで、同族殺しは禁忌。「プルートは猫は殺さず人間だけを工場送りにできるのか」vs「ウィリーは人間を守れるのか」の頭脳バトルがはじまるガル。
亮人::熱いねー!頭脳バトル!ギリギリの人狼ゲームのような騙し合いやな。
ゲンキ君::化け猫は何にでも変身できるっていうギミックが特殊ミステリを成立させてるガル。
亮人::そしてプルートの飼い主である鬼畜探偵・三途川が登場。仕掛けるトリック。
ゲンキ君::すごいトリックだったガル。まんまと騙されたガル。
亮人::最後の締め方もそうきたかと唸ったわ。ここまで考えられてるとはね!すごいミステリを読んだわ!
ゲンキ君::森川作品はこれからも追いかけていかないといけないガルな!
亮人::ここで〆の謎かけ~!
ゲンキ君::またまた突然だガルな?
亮人::「キャットフード」とかけて!
ゲンキ君::本書タイトルでもあるキャットフードとかけて?
亮人::「千利休」ととく!
ゲンキ君::利休ととく?そのこころは??
亮人::どちらも「ちゃおちゅーる(CIAOちゅ~る/茶をチュルチュル)」とすするでしょうwwおあとがよろしいようで!!
ゲンキ君::よろしくないガル!なんで千利休が茶をストローでチュルチュルとすすってるガルか!?
亮人::利休ちゃんもたまにはスタバ行くやん?
ゲンキ君::行かないガル!本当にもう。こんなネタでいいと思ってるガルか?
亮人::いやオレもアカンとは思ってたよ?これでいいのかなと。若干のキャットう(葛藤)はあったよねww猫だけに!
ゲンキ君::もうやめさせてもらうわん!ガルガル!!!
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