くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

押井守『機動警察パトレイバー TOKYO WAR (前編)』

あらすじ
横浜ベイブリッジが爆破された。当初は爆破テロかと思われたこの事件は、実はジェット機による爆撃だった。しかも、自衛隊関係者がからんでいるらしいという疑惑が持ちあがり、大騒ぎとなる。その頃、特車二課の後藤隊長陸上自衛隊調査部別室の荒川と名のる男の訪問を受けていた。荒川はベイブリッジ爆撃の有力な証拠となるビデオテープを自参し、後藤の協力を要請するが…。

機動警察パトレイバー2 THE MOVIE』のノベライズ。テレビアニメシリーズと漫画版は小学生くらいのころに見てた!そして『2 THE MOVIE』は大学生くらいのころに見た。だから全く記憶に残ってない。
横浜ベイブリッジが謎の自衛隊機によって爆撃される。さらには管制コンピュータをジャックされて、東京上空でスクランブル。このテロの首謀者とみられるのが、カンボジアへのPKOで派遣され全滅した自衛隊部隊の生き残り?大混乱の中、睨み合う警察と自衛隊。ついには東京に自衛隊が展開し戒厳令のような状態に。
おー!これは熱いストーリー!平和ボケといわれる日本で、シビリアンコントロールが効いてるのかもう分からない混乱状態の自衛隊が展開。本当にTOKYO WARだ。
ってか後藤隊長以外のメンバーはもう第二小隊にいないんだ。劇場版で「俺たちの夏は終わった」的な設定にするの好きよね。『機動戦艦ナデシコ』とか。オレたちは、あのワイワイの続きが見たいのに、そんなセンチメンタルな文学に走らないでもって気もするけどね。まぁこれはこれで熱い語りがあったり、いいんだけど。
ということで下巻に進みます!
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