あらすじ
銀河系内で、褐色矮星が一月足らずの間に恒星化する異変がいくつも観測されるようになった。それらの褐色矮星の核近くには、人工の点火装置らしきものが見つかっている。明らかに『オールドタイマー』の遺跡と思われるその装置が、今のタイミングで発動した意味とは―!?洋子がどのようにして三〇世紀の未来で宇宙戦艦の搭乗者としてスカウトされたのかも明らかになる、掟破りの第10巻。
昔、富士見ファンタジア文庫で刊行されていたのは、この巻までという。なんという中途半端な所で!?前半は、銀河系内で褐色矮星が突然に恒星化するという事件。修学旅行中のヨーコが呼び寄せられる。なんという迷惑なタイミング。後半は、ヨーコたちが初めて未来に呼び寄せられる、エピソード・ゼロな話。さて残りの新規書き下ろしの2冊で、どう完結するのか!?