くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

髙田郁『花だより みをつくし料理帖 特別巻』

花だより みをつくし料理帖 特別巻

花だより みをつくし料理帖 特別巻

  • 作者:髙田郁
  • 発売日: 2018/09/02
  • メディア: 文庫

あらすじ
澪が大坂に戻ったのち、文政五年(一八二二年)春から翌年初午にかけての物語。店主・種市とつる家の面々を廻る、表題作「花だより」。澪のかつての想いびと、御膳奉行の小野寺数馬と一風変わった妻・乙緒との暮らしを綴った「涼風あり」。あさひ太夫の名を捨て、生家の再建を果たしてのちの野江を描いた「秋燕」。澪と源斉夫婦が危機を乗り越えて絆を深めていく「月の船を漕ぐ」。シリーズ完結から四年、登場人物たちのその後の奮闘と幸せとを料理がつなぐ特別巻、満を持して登場です!

みをつくし料理帖の完結後を描いたアフターストーリー番外編。店主・種市、小野寺数馬の妻・乙緒、野江、澪と源斉、懐かしい面々のその後。それぞれ苦悩はあるものの、前向きに幸せを掴んでいて、よかった!