有栖川有栖『ブラジル蝶の謎』

ブラジル蝶の謎 (講談社文庫)

あらすじ
美しい異国の蝶が天井を埋めた部屋で殺害されていた男。何のために蝶の標本が天井に移されたのか。鮮烈なイメージの表題作ほか、小指ほどの小さな鍵の本当の用途が秘書殺しの謎を解く『鍵』など、おなじみ有栖川・火村コンビの名推理が冴えわたる傑作ミステリー全六篇。読者待望の「国名シリーズ」第三弾。

亮人：：どぅおもー！漫才風読書感想でーす！
使い魔・ゲンキ君：：今回は、有栖川有栖『ブラジル蝶の謎』だガル！
亮人：：《作家アリスと火村英生》のシリーズ、6冊目やな！
ゲンキ君：：今回も安定の火村＆アリスだったガル。
亮人：：ということで短編集の内容に入っていこう。今日は高速感想で行くでー。
ゲンキ君：：高速感想？
亮人：：世界一速い感想を目指す！
ゲンキ君：：なんじゃそりゃ。
亮人：：ということで始めよう！
ゲンキ君：：「ブラジル蝶の謎」！
亮人：：希少蝶の薀蓄も興味深い！
ゲンキ君：：「妄想日記」！
亮人：：最後の一文に被害者の切迫が凝縮！
ゲンキ君：：「彼女か彼か」！
亮人：：蘭ちゃんのキャラがいい！
ゲンキ君：：「鍵」！
亮人：：最後の一文に脱力！
ゲンキ君：：「人喰いの滝」！
亮人：：雪密室にまた新たな解法！
ゲンキ君：：「蝶々がはばたく」！
亮人：：関西人にはズシンとくるラスト！以上！
ゲンキ君：：ってこれ、ただ感想を手短にサボってるだけじゃないガルか？
亮人：：ちーん。
ゲンキ君：：なんしか、カニ食べに北陸旅行する仲のいい主人公たちが見れたり、バラエティに富んでいて飽きさせずにグングン読ませる、いい一冊だったガルな！
亮人：：オレが言いたかったのは、それよ！
ゲンキ君：：都合いいガルな。
亮人：：それでは最後に締めの謎かけを！
ゲンキ君：：また突然な。
亮人：：「ブラジル蝶」とかけて！
ゲンキ君：：ブラジル蝶とかけて？
亮人：：「朝のオカン」ととく！
ゲンキ君：：朝の母親ととく？そのこころは？？
亮人：：どちらも「きしょうせい(希少性／起床せい)」と「なじる(名知る／詰る)」ことになるでしょう！！
ゲンキ君：：いくら朝のドタバタな母親でも、別になじることはないんじゃないかーい！？
亮人：：いやいや、朝から色々な言い合いはあるやろ！言葉の投げ合いや！
ゲンキ君：：朝から、そんなことある？
亮人：：蝶だけに、朝から「丁々発止」www
ゲンキ君：：それが言いたかったんかい！もうやめさせてもらうわん！ガルガル！！！

収録作品

• ブラジル蝶の謎
• 妄想日記
• 彼女か彼か
• 鍵
• 人喰いの滝
• 蝶々がはばたく