くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

米澤穂信「913」

いつか、君へ Boys (集英社文庫)

いつか、君へ Boys (集英社文庫)

またもや短篇だけを、つまみ読み!《シモンズ》シリーズとして雑誌に三編だけ発表されて、まだ本にはなっていないシリーズ。
高校二年生の堀川二郎と松倉詩門は図書委員。図書室でウダウダしてると、引退した浦上先輩が訪ねてくる。そして、ちょっとしたアルバイトをしないかと持ちかけてくる。それは「おじいさんの遺した開かずの金庫」の番号を突き止めてくれ、というもの。家に行くと、何かが怪しい。はたして何が隠されているのか?
古典部》《小市民》のラインの青春系日常の謎かと思って読んでたら、《ベルーフ》『満願』系のブラックだったぜ!びびったわ!これタイムリーな、紀州ドンファン事件やんwwでも面白かった!暗号モノに挑んだということだで、暗号も面白いものだったけど、それだけでは終わらないのは、さすが先生!シリーズのほかの短篇も探して読もう!