くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

火浦功『日曜日には宇宙人とお茶を』

あらすじ
豪田みのり、美少女、18歳、親子三代にわたる筋金いりのマッドサイエンティストの家系、豪田家のひとり娘。けれどもまだ仮免許のマッドサイエンティストみのりちゃんが発明するのは、一本の鉛筆を削るのに一時間もかかる《コンピュータつき鉛筆けずり》、時間量子を掘り抜けタイムトンネルをつくっていく《量子シャベル》、人間を電送するとサボテンと一体化した“怪奇サボテン人間”をつくりだす《物質電送装置》などなど。日夜、猫ヶ丘ニュータウンのタウン誌《猫又ジャーナル》編集員の山下とサトルを実験相手にみのりちゃんのパワーが炸裂する!

女子高生マッドサイエンティストのドタバタSF連作短篇《みのりちゃん》シリーズ。朝日ノベルスから合本版が出てるが、これは初出のハヤカワ文庫2冊のうちの1冊目。マッドサイエンティスト見習い・豪田みのりちゃんの天衣無縫なキャラクタがカワイイ!取材に来たことがキッカケで出入りするようになった『猫又ジャーナル』の山下とアシスタントのサトルの、巻き込まれ体質も笑える。白眉は「とっても素敵な電送人間」と「ブラックホールだぜい!」。特に後者は、宇宙開闢の謎を解き明かすタイムトラベル物で、笑えるのにガッチリSFで大満足!!

★★★★☆