- 作者: 吉岡平,武半慎吾
- 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
- 発売日: 1996/04
- メディア: 文庫
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あらすじ
古生物学者の物集蒐一は、西都電鉄の誘いで長野県の上伊那郡に来ていた。そこで、彼らが掘り当てた『金鉱』の調査を依頼されたのだ。その『金鉱』とは白亜紀に繋がるタイムトンネル。西都グループは、このタイムトンネルを利用して恐竜世界に一大リゾート地を建設しようとしていたのだ。しかし、そこで人間たちを待っていたのは―。恐竜マニアの著者が贈る、SFアクション巨編。
「恐竜VS鉄道」男の子の夢の対決を真正面から描いたバカ小説です(褒め言葉)!あらすじは、長野の山中に白亜紀につながる穴を見つけたので鉄道をひいてレジャー施設にしようと開発するが恐竜の暴走に遭う、というジュラシックパークそのまんま。メガロサウルスと蒸気機関車の正面衝突でどっちが勝つかとか、西部劇よろしく蒸気機関車の運転室で生身の人間とラプトルとの取っ組み合いとか、思いつく限りの男子興奮シチュエーションを詰め込んだ夢のバカ小説。大満足でした!!
追記:白亜紀をレジャー開発するのが、西都鉄道。環境とか景観を考えずに開発しまくって娯楽施設にしてしまうって、名前をもじってあるけど「西武」をディスってるよね?w
★★★★★