くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

光瀬龍『復讐の道標』

あらすじ
(省略)

某巨大掲示板のSF板の光瀬龍のスレッドで、えっちいSF小説だとのウワサを聞いて何年も古本屋を探し回りましたwついに難波の古本街で見つけたので、満を持して読書。ウワサに違わぬ小説でした!!最低4回は濃密なセクロス描写が出てきよったww。浪人生がタイムマシンを巡るイザコザに巻き込まれて、江戸時代や恐竜時代に飛ばされる。死と隣り合わせの極限状態に陥るのは分かるが、そこで襲ってきた敵女未来人を逆に強姦したり、極限状態ということを加味しても統一性の取れてないムチャな性格描写で笑える。こういう大味なのも光瀬先生のご愛嬌だよねー!!時間SFとしても、光瀬先生の歴史SFの傑作『征東都督府』に通じるテーマで(というかテーマが似てるのでアレンジして流用か?)なかなか読み応えはあるかな。とりあえず、光瀬先生の真骨頂は、宇宙SFの東洋的無常観でも歴史SFの時代の空気感でもなく、えっちい描写をする筆力だと再確認できたので良かったww
★★☆☆☆