くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

林壮一『進め!サムライブルー』

あらすじ

まるごと1冊
日本代表を応援します!
ワールドカップブラジル大会の予習は、この一冊でバッチリ!
サッカーファンのキミに贈るスポーツノンフィクション

20年前まで、日本は何度挑戦してもワールドカップアジア地区予選を突破できませんでした。ところがいまの代表選手たちは、「ワールドカップの優勝が目標です」と語るようになりました。そんな日本代表の成長の20年史です。さあ、ページを開いてみてください。

ドーハの悲劇
若きエースの登場
ジョホールバルの歓喜
「海外のピッチで戦わないと、身につかない」
「自分の力が通用しない場所を求めた」
ワールドカップ初勝利!
心がひとつにならない
27メートルのフリーキック
「頭を上げようぜ。きみの責任じゃない」
世界へはばたくサムライたち
本田選手の夢 ──本文中の見出しより

ワトスンの《黒き流れ》三部作を読んでる途中なのに、なぜか図書館で見つけたので間に挟んで読んでみた!
いま日本代表の20年を振り返る、小学高学年向けの児童書。小学生が「ドーハの悲劇」なんかに興味があるのかは謎だが(笑。懐古厨は歓喜!全6章の各章がドーハからの各W杯に当てられており、結構充実の内容。長谷川健太岡野雅行稲本潤一遠藤保仁のインタビュウも取り下ろしであり満足。「ジョホールバルの歓喜」の「アジジ事件」に触れられてないのは残念だが(笑。日韓が友好の架け橋になったという記述は児童向けだから目をつぶろう(汗。ドイツのジーコJPN空中分解のページがうっすいのもご愛嬌(w。これを読んで小学生は日本のレジェンドを感じて欲しいなあ。。。
先輩ファン(老害w)たちの話についいけないーと歯噛みするのはどんなジャンルの新米でもあることだが、サッカー日本代表についてはこの本でレジェンドの息吹を感じて欲しい!
追記:ちなみに、日本歴代最強ユニットは個人的に師匠ヤナギの2トップだと思う!ドラゴン久保(怪我してないヴァージョン)も捨てがたいが!
★★★☆☆