- 作者: 大槻ケンヂ
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2009/05/23
- メディア: 文庫
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あらすじ
40歳を目前に控え、忙しくものほほんと過ごしているオーケン。まあヤングの頃はなんだかいろいろあったけど、最近は意外にいーじゃん人生って、なーんて思う毎日を送っている様子。ぶらりぬいぐるみ旅に出かけたり、女の子のいるお店に招待されたり、時にはロリコン殺人犯に怒ったり。勝ち組負け組みなんてくだらないモノサシをぶっ飛ばし、ひたすらロッカー(ぽくない)道をホテホテと突き進む、ププッと笑かすエッセイ集。
オーケンの笑えるショートエッセイ集。オーケンの生き方かっこいいわ。若い頃の苦闘から得た今の人生観は、自分もあこがれる。サブカル特撮プロレス映画ロック創作と多岐に渡る話題が楽しい。でも一番気になったのは、オーケンのグレッグ・イーガン評。ハードSFの傑作との噂で手に取ったらしいが、一番最初に何故「貸金庫」を読んでしまったか。これはSFではなくオカルトだとばっさりdisってくれて痛快だわw
★★★★☆