堀晃『太陽風交点』
- 作者: 堀晃
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1981/03
- メディア: 文庫
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あらすじ
死んだはずの恋人オリビアがヘルクレス110で待っているという。急がなければならない。その彼の眼の前にあらわれたのは、漆黒の宇宙空間に大輪の花を開いたような太陽ヨット――しかも、それはオリビアの待つヘルクレス110から飛来したのだった。ハードコアSFの若き旗手が詩情豊かに、本邦SF界の到達点を示す。第1回日本SF大賞受賞作品!
「太陽風交点事件」でお馴染みの日本SF大賞受賞堀晃第一短篇集。「トリニティ」「情報省」の両シリーズの短編が頭1つ抜けている印象。特に表題作ラストの太陽風ヨットのビジョンが素晴らしい。シリーズ外短篇では「悪魔のホットライン」が好き。やっぱ宇宙SFは超光速(ワープ)航法のない世界観での恒星間宇宙船が一番燃える。(夏バテでヤル気おこらないので読メ感想のコピペで勘弁してくださいm(__)m)
★★★★☆