くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

堀晃『太陽風交点』

太陽風交点 (徳間文庫)

太陽風交点 (徳間文庫)

あらすじ
死んだはずの恋人オリビアがヘルクレス110で待っているという。急がなければならない。その彼の眼の前にあらわれたのは、漆黒の宇宙空間に大輪の花を開いたような太陽ヨット――しかも、それはオリビアの待つヘルクレス110から飛来したのだった。ハードコアSFの若き旗手が詩情豊かに、本邦SF界の到達点を示す。第1回日本SF大賞受賞作品!

太陽風交点事件」でお馴染みの日本SF大賞受賞堀晃第一短篇集。「トリニティ」「情報省」の両シリーズの短編が頭1つ抜けている印象。特に表題作ラストの太陽風ヨットのビジョンが素晴らしい。シリーズ外短篇では「悪魔のホットライン」が好き。やっぱ宇宙SFは超光速(ワープ)航法のない世界観での恒星間宇宙船が一番燃える。(夏バテでヤル気おこらないので読メ感想のコピペで勘弁してくださいm(__)m)

  • イカルスの翼
  • 時間礁
  • 暗黒星団
  • 迷宮の風
  • 最後の接触
  • 電送都市
  • 骨折星雲
  • 太陽風交点
  • 遺跡の声
  • 悪魔のホットライン

★★★★☆