くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

有川浩『キケン』

キケン

キケン

あらすじ
成南電気工科大学にある、「機械制御研究部」なるサークル。ここは、その活動における様々な伝説や破壊的行為から、「キケン」と称され、忌み畏れられていた。「キケン」はまさしく、危険人物に率いられた特殊集団であり、犯罪スレスレの「実験」を行うことすら日常であった。これは、その黄金時代を描いた物語である。(新潮社HPより)

有川作品全般に言えることだけど、男を美化して女を美化しなさすぎだろ。男にも女々しかったり陰険な部分があると思うけど。まあキケンのようなノリも実際あるけどね。女性から見るとああいう所が輝いて見えるのか。でも実際のああいう男のノリって、もっとエログロナンセンスだから、どうせいざ女子が見たら引いちゃうんだろ。話がそれたが、本編の圧倒的な軽快軽妙さと対比して、エピローグが素晴らしい。こういうセンチメンタルなテーマ好き。あとラーメン食いてえ!!!
★★★★☆