第二部は、
大森望氏の「
ジャック・フィニイの「愛の手紙」のひどい版」との評が、まさしく。あの超名作時間SFロマンスをこんなに極悪アレンジしやがって…。非常に愉快痛快だわ!!!第三部は、今までのアンチ時間SFから一転まさかのSF展開。ラストの、
パラレルワールドと創作活動を絡めたウェルズ論をウェルズに語らせてるシーンが読み応えがある。中々楽しい読書体験だった!!!ネタバレしたら魅力半減だから詳しく書けないが(もう若干ネタバレしてしまってるが)、
ヴィクトリア朝やタイムマシンなどが好きなSFファンは絶対に読むべきだと思う。
★★★★★