2010-11-08 米澤穂信「失礼、お見苦しいところを」 小説 感想 ユリイカ2007年4月号 特集=米澤穂信 ポスト・セカイ系のささやかな冒険出版社/メーカー: 青土社発売日: 2007/03メディア: ムック クリック: 32回この商品を含むブログ (48件) を見る次の土曜日に京都でよねぽ先生の学園祭講演会があるのに参戦予定なので、その予習に図書館で借りてきた。対談などはまた読んだら感想書くとして、ここでは掲載されてた《ベルーフ》シリーズの短篇の感想を。短篇というか掌編とでも言うべき短さ。でも短くてもミステリとして成立しているのが凄い。俺的に《ベルーフ》シリーズは、太刀洗の怜悧な中にかすかに垣間見える確固とした情熱が萌えポイントだと思っているので、太刀洗自体の描写が少なくて少し不満。それにしてもこのシリーズ、もっと積極的に書いてほしいなあ。早く短篇がたまって一冊の本になるように。 ★★★★☆