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初秋のSF乱読まつり開催中◆七冊目。タイムパ
トロールものの時間SF。
光瀬龍は何冊かこの時間局員のシリーズを書いてるらしい。
第二次世界大戦で、日本はミッドウェイで勝利を上げた後も破竹の勢いでハワイ・アラスカを占領、一方ドイツも欧州・アフリカ全域を勢力下に、そして日本は戦争を
終結させるために米本土・ニューヨークに原爆投下する作戦を実行に移す、、、といった話が本の7割強の所まで延々と続いて時間局員なんて出てきやしない。時間SFじゃなくって架空戦史ものかと見まごうた。ラストも結構、投げっぱなし。しかし『
夕ばえ作戦』読者には嬉しい仕掛けがラストに待ってます。ってか俺『
夕ばえ作戦』積んだまま未読だから、この仕掛けあまり意味無いんだけどね。。。 ……さて真面目な感想はここまでだ。かもめちゃん可愛ええー!!!時間局員の「笙子おねえさん」と「かもめちゃん」というコンビが出てくるんだけど(ほんとは「元」という男も加わってトリオだけど無視)、このコンビが萌えキャラすぎる。笙子おねえさんは、凛としたリーダーで美しい女性な感じがGOOD。かもめちゃんは、ちょっと
ドジっ娘な大学生風で可愛い女の子で最高。
光瀬龍先生がこんな萌えキャラを書いてたとは勉強不足だった。惜しむらくは、上にも書いたが登場シーンが少なすぎだ。これはシリーズを急いで集めねば。
★★★☆☆