安彦良和『機動戦士ガンダム THE ORIGIN (11)開戦編・前 (12)開戦編・後』

機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (11) (カドカワコミックスAエース)

機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (12) (カドカワコミックスAエース)

今回もオリスト、過去編。シャアの士官学校時代から、予備役に回され地球でのララァとの邂逅、フラナガン博士の亡命、開戦で一週間戦争まで。シャアは士官学校時代にガルマと同窓とは知っていたが、卒業後に後すぐの教導隊の任務中に連邦駐屯地へ蜂起するのは知らなかった。それにしてもガルマ様は、シャアに比べて器が小さすぎる(笑。ララァは、アニメでは後半にいきなり登場だったから、こんな昔から出会っていたとは意外。フラナガン博士の亡命は、うちの本棚から公式年表を引っ張り出してきたんだけど、随分と年代が違うみたい。安彦史観ですな。そしてフラナガン博士へのジオン側の追撃で、初のMS実戦が行われてた。アムロが初と思ってたけど違ったんだ。それにしても、シャアとランバ・ラルと黒い三連星の共闘は熱い。
(追記・ドズルとゼナの馴れ初め(?)も描写されてた。これが意外で面白かった。)