くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

『四畳半神話大系』第7話「サークル「ヒーローショー同好会」」


適当な言葉が見つからないが今回の話を一言で表すなら、マジキチ。ラブドールと会話するなんて、常軌を逸している。まず冒頭が羽貫さんの家のトイレから始まったので、先週のと間違ったのかと思った。そして今回のメインサークルであるヒーローショーは前半の少しだけであとはもう関係ない話。「もちぐまん」ってヒーロー戦隊ものだったのか。それにしても安っぽいショーだ。今週は明石さん登場。ヒーローショーを見に来てナンパされてるところを、「私」が助けるというフラグを立てたのに、まあ当然放置。そしてその女性を助けたという腕を買われて、城ヶ崎先輩が香織さんのボディガードを依頼。しかし「私」は最後にはラブドールと駆け落ち。雷鳴とどろく中で香織さんが立ち上がって「私を連れ去って」とか、ホラーだろ。「私」の駆け落ち後の妄想も、おかしい。北国へ香織さんとの逃避行の末に子供が出来て家族が増えるとか、ラブドールとの間に子供が出来たらホラーだろ。ラストは、ジョニーの暴走を抑えられずに香織さんに手を出そうとした所を城ヶ崎に跳び蹴り食らわされてエンド。とりあえず『四畳半』の男の登場人物は悪い意味でレベルの高い人たちばかり、今回はそれが顕著に出た酷い回だ(笑。

(追記:来週は「読書サークル「SEA」」。前回と今回の話の別バージョン、文通相手の樋口景子さんの回。公式サイトの次回予告の「私」の写真が激しくキモいんだが。。。)
(追記2:占い婆が、いつもの木屋町の路地裏じゃなくって河川敷に現れて笑った。謎の占いカートみたいなのに乗って高速移動。料金を勝手に財布から抜いていって、結局有用なアドバイスせずじまい。酷い。)