最寄の福家書店にて。
- 森見登美彦『新釈 走れメロス 他四篇 (祥伝社文庫 も 10-1)』
- 機本伸司『パズルの軌跡―穂瑞沙羅華の課外活動 (ハルキ文庫)』
- フィニイ、ヤング他 中村融編『時の娘 ロマンティック時間SF傑作選 (創元SF文庫)』
『メロス』遂に文庫化です。まぁハードカバー版で読んだんだけど。文庫化に際して「走れメロス逃走図」と「文庫のためのあとがき」と「解説」の3点が追加されておりました。「逃走図」は京都の地図に芽野の逃走経路が赤矢印で書かれていて、本文を読みながら地図を眺めたら楽しそう。「解説」は『東のエデン』の神山健治。これは『夜は短し歩けよ乙女』のアニメ化フラグ???
『パズルの軌跡』は機本伸司デビュー作『神様のパズル』の続編、文庫書き下ろし。あらすじ見た限りでは、SFじゃなくってミステリみたいな印象?(いやSFでした。相変わらず「自分とは何か」を問う内容だそうで楽しみ)解説は山岸真。
『時の娘』は、時間SF好きとしては買わないわけにはいかんでしょう。ヤング師匠の「たんぽぽ娘」が収録されないと聞いたから見送ろうかと思ったけど、「編者あとがき」見たら辛抱できなくなった(笑