2009-09-15 神林長平『アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風』 小説 感想 アンブロークンアロー―戦闘妖精・雪風作者: 神林長平出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2009/07/01メディア: 単行本購入: 14人 クリック: 132回この商品を含むブログ (117件) を見る前の2作の復習してから読んだ方が良かったか、と思ったけど、意外にも記憶に残っていた。機械知性(ジャム?)の意識世界に幻惑された。素晴らしかった。普段の俺なら、辻褄の合わない世界の描写されたら飽きてくるんだけど、『雪風』は大いに楽しめた。自意識・無意識の問題は、頭の悪い俺には難しかったけど、桂城少尉の自意識=言語の話は興味深かった。前作まではジャムVS雪風&零の複合生命体の構図だったけど、今作はジャム・機械知性・人類の三者対比みたいになって、印象が違ってた感じがした。 ★★★★★