くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

竹内薫『火星地球化計画』

火星地球化計画―火星探査とテラフォーミングの真実

火星地球化計画―火星探査とテラフォーミングの真実

牧野由依のファーストアルバム『天球の音楽』は名盤だと思うんだ*1。まずリードトラックは「もどかしい世界の上で」*2。これは名曲。『NHK』の岬ちゃんからして最高。そしてこの曲を挟むようにして『ARIA』の3曲が配置されてるのがまた良い。癒し。そして「雨降花」「アムリタ」で締められると。ゆったりとしたバラードが多めに配されているのに飽きさせない。目を瞑って聴くとネオ・ヴェネツィアの光景がまぶたの裏に映し出される。。。
そう何が言いたかったかというと「ネオ・ヴェネツィア」。火星テラフォーミングで生み出された都市。本書を読んで絶望した!!俺が生きてる間にネオ・ヴェネツィアに行ける可能性は万に一つも無いんだorz
でも、この本自体は大変良かった。火星の地形、探査の歴史、ロケット・スペースシャトルの歴史と未来、コロニー、テラフォーミング等々が順を追って解説されていて大変分かりやすかった。普段ノンフィクション読まないけれど。
「この星って奇跡で出来てるんだよね」「恥ずかしいセリフ禁止!!」
★★★★☆

*1:セカンドは買ってないから知らないけど。

*2:と思う。少なくても俺の中では。