くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

福井晴敏『機動戦士ガンダムユニコーン7 黒いユニコーン』

ガンダム30周年(http://www.gundam30th.net/)の目玉企画って何なのかなぁ?1月下旬ってことはもうすぐなんだけど。やっぱり予想第1位は『機動戦士ガンダムユニコーン』アニメ化でしょう。第2位は『閃光のハサウェイ』アニメ化。話を『ユニコーン』に戻して、今発表して連載終了と同時に今年の終わりごろからTV放映スタートって流れが俺の脳内で幻視された。そうなるとやっぱり声が気になるよな。マリーダは本多知恵子で決定。ミネバ様は伊藤美紀*1か平本亜夢*2、って平本亜夢って誰と思ったら子役か、って事で伊藤美紀に決定。主人公バナージ君は、俺の脳内では下野紘で放送されてるんだけど、へタレ声すぎて全然マッチしてないんだよ、でもこびり付いていて。。。一番の問題はブライトさんだなぁ、やっぱり鈴置洋孝さんしか考えられないよ、代役でお茶を濁すしか無いな。。。
とかなんとか書いてきたが、ここから7巻の感想。
福井晴敏ノリノリではっちゃけすぎ。特に

オードリー「受け止めなさい、バナージ」
(249頁)

なんか御大を意識してるのか?他にも

マリーダ「みんな、消えてしまえっ!」
(261頁)

なんか、まるっきりフォウ・ムラサメだし。更に

バナージ「《ユニコーンガンダム》は、伊達じゃない……!」
(300頁)

はやりすぎの域に。まるっきりじゃないかよ。読んだとき思わずニンマリしてしまったわ。
他にこの巻で見所は、旧ジオン軍の残党を集めて奇襲をかけるMSたち。ザクⅠスナイパータイプ。これが格好良い、フルメタのクルツを彷彿とさせる感じ、旧ザクのくせに。ザクキャノン。キャノンタイプって役に立つ気がしない。ドワッジ。ドム・トローペン。ウィキペディアによると、初登場はそれぞれ『ΖΖ』と『0083』だけど一年戦争当時の機体だったのか。まぁドムタイプのホバー走行がカッコイイのは言わずもがな。ザク・マリナー。名前だけで全く活躍せず、まぁ弱いから。カプール。みんなアッガイのことばっかり言ってるけどカプルたんの方が萌えると思うんだ。ガルスKガルスJの後継機。ガルスJと言えばフィンガーランチャーあったな、スパロボで、Kでは外されてるけど。。。
あと旧ジオン側じゃなくって連邦側のMSで気になったのが、アンクシャアッシマーの後継機。モノアイからゴーグルアイに変更されたって、モノアイの魅力の理解できない連邦無能。あとMSじゃないけど、ガルダガルダってアウドムラと同型機のアレだよね。ガルダの翼上での戦闘が迫力ありすぎで最高に良かった。
他にも、ルオ商会とかベルトーチカとかアムロの遺影とかジンネマンはバナージにとってのランバ・ラルだとか書きたいこと沢山あるんだけど面倒だからもう閉めます。
★★★★☆

*1:TV版『Ζ』『ΖΖ』

*2:劇場版『Ζ』