さよなら2008年回顧 小説篇
今年の総括の時期ですよ。今年も色々ありました。山本弘ブームとか、ガンダムUCとか、イーガン既刊制覇とか、広瀬正復刊とか、実家の古本発掘とか。
読んだ本の数:87(1日平均0.2)|読んだページ数:28965(1日平均79)
早速ランキング発表。
- 第一位
森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』
今年は登美彦氏と出会った年。中でも『乙女』はキュートかつ練られてて最高傑作。
- 第二位
グレッグ・イーガン『ディアスポラ』
今年は遂に『TAP』が刊行した年だが、こっちのラストが素晴らしいかったので。
- 第三位
フレドリック・ブラウン『天の光はすべて星』
SFとは言えないかもしれないが、ラスト読み終わって本を閉じて表紙を見返した時の感慨が無量。
- 第四位
ロバート・チャールズ・ウィルスン『時間封鎖』
今年の新作の中では一番。発想とストーリーの融合。
- 第五位
広瀬正『エロス』
『マイナス・ゼロ』は昔読んだので今年は読んでない。『エロス』も勝るとも劣らない名作と思う。
(次点)
奥泉光『鳥類学者のファンタジア』(SFとしてより主人公フォギーの可愛さに一票)
山本弘『神は沈黙せず』(情報量と発想に一票)
乾くるみ『イニシエーション・ラブ』(ストーリーよりアイデアに一票)