マイクル・コーニイ『ハローサマー、グッドバイ』

ハローサマー、グッドバイ (河出文庫)

両親とか役人の息子とかの描写が憎らしく書かれてることでブラウンアイズの純真さが際立ってる。名作の名にふさわしい作品。本当にこれは青春恋愛小説として素晴らしいと思う。
SF小説としての側面も素晴らしく良いけど、ラストはもっとハッキリ描写してくれた方が親切だと思った。あとがきにSF史上有数の大どんでん返しみたいな煽りしてる割には、ちょっと遠まわしすぎて薄ぼんやりした感じ。あっ、俺が頭悪いだけか…。2chのSF板コーニイスレ読んではじめて結末全て納得いった。ラスト1行をしっかり読み込むべし!!
評価:★★★★☆