せまるニック・オブ・タイム―フルメタル・パニック! 10(富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 賀東招二,四季童子
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2008/02/20
- メディア: 文庫
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「……人がいなくなったら、『気を付けて行きなさいよ』とか言って、俺の首に腕回してムチューっと。なんか盛り上がっちゃって、そのまま隣の倉庫でこっそり一戦交えて。こんな場所じゃダメとか言うんだけど、そのシチュエーションがまた大興奮で」
「サガラさん、変わりました」
「みんなそうです。あなたも変わらないと」
フルメタ最新刊。何か色々な事が凄い展開に。400ページ超の大ボリュームながら息もつかせぬ展開に一気に読んでしまった。今までのシリーズの中で最高傑作だと思う。
まずはSF展開キタ!!量子力学(と思しき描写)から歴史改変まで。賀東先生やってくれる!!
そして、死亡フラグ来たよ。後から考えると、やっぱりあれって死亡フラグだったんだ。今からTVアニメ版見返しても涙、『音程は哀しく、射程は遠く』読み返しても涙。ピンチになったらサイボーグ化して助けに帰ってくるとか言う展開は禁止で。。。
ラストでは最終決戦の舞台が整ったので、次巻でおそらく最終回か(悲)
それにしても、千鳥かなめは俺の中で愛せない最強ヒロインなのに豹変後さらに愛せないキャラに。。。かなめは「ささやかれた者(ウィスパード)」ではなく「ささやく者(ウィスパリング)」だの件の部分って宗介死亡フラグに読めたのは俺の気のせいかな。。。