- 作者: 一柳凪,狐印
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/09/19
- メディア: 文庫
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「量子論の世界では分岐を認めないコペンハーゲン解釈の方が一般的なんだろうけど、私は多世界解釈の方が断然好きだ。自分が別の世界に存在するなんて、なんだか愉快だからね」
『SFが読みたい!』のマイベスト5のコーナーで山岸真と京大SF研が薦めてたので読んでみました。
中盤までは…何この百合展開。。。SFじゃないじゃん。こんなタイプの小説を読まない自分にとっては、百合に萌え無し!!
ラストは一転して量子論。山岸真と京大SF研の推薦の理由もなんとなく分かった気がする。伏線とかも多々あって中々良かったんじゃない。
それにしても、タイトルと言い裏表紙のあらすじと言い、SF的じゃないな。改題前の『虚数の庭』の方が断然良かったのに。編集部わかってねーな。