くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

山本弘『審判の日』

審判の日

審判の日

山本弘の短編集。やっぱりSF色の強い2編『闇が落ちる前に、もう一度』『時分割の地獄』が良かった。でも既読長編とネタ被ってるのが多かった。

  • 闇が落ちる前に、もう一度

世界五分前仮説の話。『神は沈黙せず』でもこんな話あったな。でもこっちは宇宙物理学な話。

  • 屋上にいるもの

この本はSF短編集と思ってたらホラー短編集だったのか。。。
『灰暗い水の底から』を連想した。でもオチは幽霊じゃないです。

  • 時分割の地獄

『アイの物語』原型かな。同じ事が言及されてる所もあるし。
オチは読んでる途中にひらめいた。ただしエンディングは予想以上に良かった。

  • 夜の顔

やっぱりホラーだった。ホラーって事は科学的論理的オチは無いってことでOK?

  • 審判の日

本当は今、落ち込んでるので明るく元気になれる本を読みたかったのに…何でこの本手に取ったんだろう??別に悪い本っていう訳じゃないですよ。
最後の審判後の話。