くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

日向まさみち『本格推理委員会』

本格推理委員会 (角川文庫)

本格推理委員会 (角川文庫)

米澤穂信と比較されそうな作品。日常の謎で学園青春ミステリーで。過去に推理で他人を追い詰めた事がトラウマってのも、どこかで聞いた事あるような…*1。こっちの方が重い過去だけれども。。。その過去もきちんと現在の事件につながってて良かった。真犯人も自分的には意外で驚いた。かなり良い作品だったんじゃないの?本格推理だったかは置いといて。。。
ただ、農薬ってこんな都合の良いのあるの?飲んで約2時間後に急死するって。
椎は今回全く活躍してないような…登場の意味あったの?いいキャラしてるし続編のためか。と思ったら、この作者2004年のデビューから沈黙してるのね。。。
あと、本編を読み終えた後、表紙のイラストの少女には納得いったけど、手に持ってるヨーヨーの意味がわからない??

*1:米澤穂信の小市民シリーズ