谷川流『涼宮ハルヒの消失』

涼宮ハルヒの消失 (角川スニーカー文庫)

2期決定の報を聞いて再読。某雑誌で筒井康隆も絶賛してたとか。
前半は、ただひたすら長門有希消失バージョンに萌えた。仔犬のように震えたり、頬を紅潮させたり、白紙の入部届け渡したり、自作小説隠したり萌死ぬ寸前。これが京アニで映像化されると思ったら、読みながらニヤニヤが止まりませんよ。自分がキョンならアナザー長門メガネバージョンにやられて改変世界を選んでる所だった。(それじゃあ物語にならないけど…)
後半は『笹の葉ラプソディ』のバック・トゥ・ザ・フューチャー。時間SF、特にBTTF大好きな自分にとってこういうのは大好物な展開。
今巻で回収されていない伏線は、キョンの救出から時空改変の再修正までの所。