くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

小川一水『第六大陸1』

第六大陸〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

第六大陸〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

2025年、民間主導で月に基地を作ろう!ってな感じの話。宇宙小説って言うより土木建設小説だな、これは。民間主導といえば恒星間宇宙船を作った機本伸司『僕たちの終末』を思い出す。月面基地って1500億円で本当にできるの?参考までに恒星間宇宙船はおいくらと思ったら今手元に『僕たちの終末』無いからわからない…。
まず現地調査に、、、って中国の基地かよ。怖くて行けないだろ、中国製ロケットなんか。。。しかも1つの座席に抱っこで2人乗ってるし。大気圏突入時に下の人に凄いGがかかるんじゃ…野尻抱介ロケットガール』的に考えて。
次に無人機で月に水があるのかの調査。月の南極のクレーターの永久影に氷の形で水があるはずって野尻抱介ロケットガール3 私と月につきあって』と全く同じだな。あの時は有人調査だったけど。
最後に日本初の有人飛行。ってか日本初!?中国でさえ月面基地持ってるのに。。。こんな調子で月面基地完成するのか??NASAの動きも不穏だし…。妙もまだ何か隠してる様子だし…。
次巻、完結編に続く。