くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

『私に天使が舞い降りた!』全12話

百合姫作品!いいねー!何も考えずに見れるし!みゃー姉がダメ人間でワロタ!これ男だったら即警察行きだろw ってか妹のヒナタが、『あそびあそばせ』のオリヴィアの人なんだ?芸達者やなー。今期一番楽しかったので、続きも映像化期待!!

『ぱすてるメモリーズ』全12話

ソシャゲアニメ。ソシャゲはしないからソシャゲアニメは見ないんだけど、これは違った意味で面白かったので見た。近未来のアキバ。オタク文化が衰退していて、しかもウイルスで作品世界を壊す敵も登場。いろいろな作品世界の中で戦うんだけど、その作品が実際にある作品のパロディで面白かった!まぁ第一話の『ごちうさ』のパロで、やりすぎてソフト化お蔵入りになっちゃったんだけどw パロの下らない面白さ以外はまぁ特に見るべきところは無かったかもw

『上野さんは不器用』全12話

10分アニメ。面白い!科学部のマッドサイエンティスト上野さんが、部員田中の気を引くためのちょっとエッチなアイテムをひたすら試すアニメ。このアイテムがもうドラえもんレベルだし、ちょっとエッチのバランスも絶妙で笑った!ってか上野さん役の芹澤優って、こんなコミカルな演技も上手かったんだ?知らなかった。イッキにファンになってしまったよ!!!

豊田有恒編『ユーモアSF傑作選』

あらすじ
(鋭意調査中)

ユーモアSF傑作選と謳うだけあって収録短編ぜんぶ楽しかった!ベストは平井和正星新一の内的宇宙」!暴力SF以外にコミカルも書けるんだ!いつものシリアスから外れた光瀬龍も意外性だし、高斎正のカーSFも気になった!豊田有恒の風刺も、ヨコジュンのハチャハチャも、星新一の笑いのセンスも、色々好きなところを見つけられた!やっぱりアンソロジーはイイネ!!しかしながら、なんでコバルト文庫で第一世代SF作家のアンソロジーなんだろ?w

筒井康隆編『60年代日本SFベスト集成』

最後に行くにつれてオレの本を持つ手にも力が入ったが、それだけ編者の筒井先生が傑作を並べてくれたという事だ!特にラストの光瀬龍「幹線水路二〇六一年」荒巻義雄「大いなる正午」の流れが圧巻!60年代だけでこれだけのパワーのあるSFが揃えられるって、スゴイ時代だ!第一世代SF作家スゴすぎる!

アンドレ・ノートン『大宇宙の墓場』

あらすじ
通商員の試験に合格したデイン・ソーソンがはじめて配属された宇宙船――それは《太陽の女王号》、自由業者の船だった。自由業者とは、貿易業界のいかなる組織にも属さず、一攫千金の夢に命を賭けて危険な辺境に乗り出していく、いわば宇宙の放浪探検家達の仲間だ。女王号の一行は銀河系調査局の競売で《地獄の辺土(リンボー)》と呼ばれる一個の惑星をせりおとし、そこへ向かった。だが、一面荒れ果て焦土と化したその星に到着早々、彼らは、はるか昔に滅亡した恐るべき「先史文明」の謎と直面することになる……。人気女流作家ノートン本邦初登場!

亮人::どぅおもー!漫才風読書感想でーす!
使い魔・ゲンキ君::今回は、アンドレノートンの代表作《太陽の女王号》シリーズ第1巻『大宇宙の墓場』だガル!
亮人::よっ、ノートン先生
ゲンキ君::それはウイルス対策ソフトの愛称だガルー!!
亮人::アンドレノートンも作家なんやからノートン先生でええやん!
ゲンキ君::ハイハイ。
亮人::ノートン先生といえば、ツイッターのフォロワーさんに熱烈なファンがおられるんよね!
ゲンキ君::kikoさん(@kiko_sq)だガルな!《太陽の女王号》の丁寧なファンサイトも作っておられるガル!(https://queen1955brown.web.fc2.com/index.html)
亮人::すごい情熱を傾けておられるよなー!このサイトは見てるだけでも楽しい!kikoさんに影響されてオレも本書を読みはじめたんよ!
ゲンキ君::ってかむしろ、今まで積読だったことが申し訳ないんだガル!
亮人::すいません。読んだフリして偉ぶってましたw
ゲンキ君::では内容へ。
亮人::これがまた胸躍る正統派冒険ストーリーで良かったよな!
ゲンキ君::宇宙通商員の試験をパスしたデインが、マシンに適正判断されて振り分けられた先は、エリートの貿易船ではなく、危険な辺境で一攫千金を狙う自由業者の船・太陽の女王号だった、というところから始まるストーリーだガル!
亮人::マシンに適性のある働き場所を選定してもらえるってのはええね!環境から人間関係まで全てを加味して、合う職場を選んでくれるんやから!まぁそんな進化したマシンがあるなら、宇宙船から何まで自動化しててもいいんじゃないかというツッコミはなくもないがw
ゲンキ君::それは言いっこナシだガル!
亮人::そのマシンのおかげで、自由業者という辺鄙な船に回されたと思いきや、いい仲間に恵まれて良かったんよな!
ゲンキ君::太陽と女王号だガルね!
亮人::そしてその船での初仕事。
ゲンキ君::入札で権利を買った星・リンボー。船の全財産を突っ込んだんだけど、どうやら知的生命が戦争で死滅した死の荒野の星だったらしいと分かるガル。途方に暮れていると、リンボーまで同乗させてほしいという客が!
亮人::こいつがまた怪しいんよなー!変な研究者のフリしてるやつ!
ゲンキ君::リンボーに着いた途端に独自行動しだすし、星は霧に包まれたり謎だらけだし。
亮人::ドキドキの惑星探検と陰謀と、そして謎の先史文明による超技術遺産も絡んできて、もう楽しい!
ゲンキ君::男の子がワクワクする要素が詰まっていて本当に楽しいエンタメだガルな!!
亮人::冒険の末に惑星の謎を解明し、敵の陰謀も薙ぎ払う。これぞ、少年少女から大人まで楽しめる、よいスペオペ!よいジュブナイル!よいSF!
ゲンキ君::あと松本零士のイラストもカッコイイんだガル!
亮人::松本零士といえば宇宙美女だけかと思ってたけどw
ゲンキ君::本作には女性が一人も出てこないガル!
亮人::それでも宇宙冒険イラストの熱さで松本零士の右に出る者は、おれへんわ!
ゲンキ君::2巻も持ってるので、読むしかないガル!
亮人::ってかこれ、本国では全7巻なんやろ?それなのに日本では2巻までしか出てない。なめとんのかー!?
ゲンキ君::ハヤカワ文庫さん、なんでだガルー?!
亮人::悲しみを原動力に、最後の「謎かけ」行くでー。
ゲンキ君::これまた唐突な。
亮人::「大宇宙の墓場」とかけて!
ゲンキ君::「大宇宙の墓場」とかけて?
亮人::「雄牛が指揮するサルの音楽会」ととく!
ゲンキ君::「サルの音楽会」ととく?そのこころは??
亮人::どちらも「Sargasso of Space/サル合奏、オックスペース」
ゲンキ君::雄牛(ox)のペースで指揮しているサルの合奏って?なんてムリヤリな!?どんな状況ガル!?そんなの誰が見に行くガルか?!
亮人::そらぁ食いーん入るように、みんな見るやろ!《太陽と女王号(SOLAR QUEEN)》だけにww
ゲンキ君::もうやめさせてもらうわん!ガルガル!!
★★★★★
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『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』

久々に民放の連ドラみたわ!面白かった!毎週の急展開にどんどんスケールが大きくなっていく話。学校に閉じ込められて人質にされるという設定もドキドキで面白いし!ただ最後の真犯人が賛否両論だろうなー。大臣より大きな存在って大きなフリをしといて、真犯人はSNSの民意って。たしかに菅田将暉の熱い演技での、SNSの無自覚の鮎喰への警鐘の熱弁は良かったけどね!まぁ面白かったから良い!いいドラマだったな!

『カメラを止めるな!』

面白かったー!もうネタバレしてもいいと思うけど、『木更津キャッツアイ』と『ラヂオの時間』をゾンビ映画でやったみたいな!漫才でもそうやけど、昨今の伏線回収系のブームに乗ったね!そして300万という低予算でこのヒット作が作られたというのも驚き!役者さんも無名らしいけど、なかなかいい味だしてるやん!最後まで飽きさせない、いい映画だったよ!

図書館で星籠

泉佐野市立図書館のリサイクル古本市に行ってきた!

なんと何冊でも0円!?ただ受付で住所氏名を書かないといけないけど。会場は、時代小説とミステリが中心で年齢層高めやったな。しかも0円だから、開場して即いい本は取られていく。。。オレはギリギリに入場して、なんとか島田作品を2冊ゲッターロボ!ってか『星籠の海』は下巻だけしかないって何ナン?笑
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